洞爺湖有珠山ジオパーク
ジオパークとは
「洞爺湖有珠山ジオパーク」を構成する町です。
ジオパークとは、地質的な見どころ(例:山、川、湖、渓谷や台地など)を保全し、
教育や観光に活用して、地域の活性化を目指している地域のことです。
ジオパークでは、大地が育む自然や、大地の特徴を利用した産業、人間の歴史文化を通して、
その土地ならではの「大地の物語」 を楽しむことができます。
洞爺湖町には、約11万年前の巨大噴火でできたカルデラ湖・洞爺湖や、活火山・有珠山があり、
火山と海の恵みで育まれた縄文時代の暮らしを伝える遺跡があり、洞爺湖有珠山ジオパークが
テーマとしている『変動する大地との共生』について、学ぶことができます。
洞爺湖有珠山ジオパーク全体の取り組みについては、「洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会」HPを
ご覧ください。
https://www.toya-usu-geopark.org/
洞爺湖町のジオパーク活動
世界ジオパーク・縄文世界遺産推進室では、洞爺湖町ならではの「大地の物語」を様々な方法で紹介・PRしています。
特設ホームページ『時のとびら 洞爺カルデラ』開設
特設HPにおいて、洞爺湖の大地の成り立ちや生物の紹介を行っています。
『時のとびら 洞爺カルデラ』アドレス https://toyacaldera-arch.jp/
CG+実写映像で見る!「洞爺湖誕生 11万年のSTORY」
約11万年前の巨大噴火で誕生した洞爺カルデラの成り立ちと、現在の洞爺湖水中の様子を、CGと実写映像を組み合わせ映像化しました。(YouTubeで公開しています)
短編(約3分) https://youtu.be/b2VASt14uD0
長編(約12分) https://youtu.be/h_y31bigLm8
CGで見る!「洞爺湖と財田(たからだ)扇状地の成り立ち」
洞爺湖と、洞爺湖北岸にある財田扇状地の成り立ちを3DCGで映像化しました。
(YouTubeで公開しています)
(約2分) https://youtu.be/FEdGjtxHFGg
CGで見る!「中島の成り立ち」
洞爺湖のほぼ中央にある4つの島を総称して「中島」といます。約45,000年前に始まった中島溶岩ドーム群の成り立ちを3DCGで映像化しました。YouTubeで公開しています)
(約1分) https://youtu.be/hK7r5LxplxQ
CGで見る!「有珠山の山体崩壊」
約2万年前から噴火を繰り返してできた有珠山は、約8000年前に大きな山崩れをおこしました。大量の岩石や土砂が噴火湾に流れ込み、現在の地形の元になっています。(YouTubeで公開しています)
(約1分) https://youtu.be/gno2RdLaLkc
「洞爺湖誕生 11万年のSTORY」より
学校教育との連携
2000年(平成12年)の噴火から20年以上が経過しました。再びの噴火や自然災害について、洞爺湖町で育つ子どもたちに知ってもらおうと、町内各学校の授業に合わせて減災教育の講師を派遣しています。災害遺構散策路で噴火災害について学ぶ野外学習や、噴火実験、避難生活の経験を聞く講話等、様々な学習活動が行われています。
金比羅災害遺構散策路での野外学習
「ジオパークと大地の恵み展」展示
洞爺湖観光情報センター(洞爺湖町洞爺湖温泉142番地)の3階で、「ジオパークと大地の恵み展」を開催しています。洞爺湖有珠山ジオパークの見どころや、日本のジオパーク全地域の魅力を、タッチパネルや写真・各地の岩石標本・産品の展示を通してお伝えしています。入場無料です。
2023年ユネスコ世界GP審査員の視察
お問合せ先
洞爺湖町役場 経済部 観光振興課
世界ジオパーク・縄文世界遺産推進室
電話 (0142)82-3663
住所 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉142番地 洞爺湖観光情報センター内