災害・防災

有珠山周辺地域強靭化計画

 東日本大震災の教訓や今後想定される大規模自然災害に備えるため、国では2013年(平成25年)12月に「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靭化基本法」を交付・施行し、2014年(平成26年)6月には、国土強靭化に資する施策を総合的かつ計画的に推進するため、「国土強靭化基本計画」を策定し、大規模自然災害等に備えた国づくりを進めています。
 また、北海道では強靭化を図るための地域計画として、2015年(平成27年)3月に「北海道強靭化計画」を策定するなど、今後の大規模自然災害等に備え、事前防災及び減災に係る施策を総合的に推進するための枠組みが整備されました。
 このような国や北海道の動向を踏まえ、洞爺湖町では、20年から30年の周期で繰り返し見舞われる有珠山噴火災害や近年の激甚化する気象災害等に備えるため、国土強靭化地域計画の策定に向け検討したところ、地理的な面において共通する自然災害リスクや行政課題を有し、洞爺湖有珠山ジオパークを通じた持続可能な地域経済や地域文化の発展をともに目指している伊達市、豊浦町、壮瞥町、洞爺湖町の1市3町が連携し、策定することにより、有珠山周辺地域全体の強靭化へとつなげるため、北海道強靭化計画と調和した「有珠山周辺地域強靭化計画」を策定しました。