政策・計画・行政運営

まちづくり総合計画

第2期洞爺湖町まちづくり総合計画(基本構想・基本計画)

策定の趣旨
 

 洞爺湖町は、地方分権時代の到来と厳しい財政状況を抱える中、住民と行政のパートナーシップを確立し、総合的な行財政改革を進めるため、平成18年(2006年)3月に町村合併により誕生しました。
 これまで、平成19年(2007年)3月にまちづくり総合計画を策定し、地域の特性を最大限に活用しながら、住民一人ひとりが幸せを実感し、次代まで住み続けられるまちを目指して、まちづくりを進めてきたところです。
 今、当町は急速に進行する人口減少や少子高齢化といった課題に直面しています。人口減少はまちの活力を低下させるだけでなく、生活基盤の維持などにも大きな影響を及ぼすものと考えられます。
 新町誕生からの10年、町財政の早期健全化と持続可能な財政基盤の構築が最重要課題としてまちづくりに大きな影響を及ぼしましたが、町民と行政が一体となって取り組み、明るい兆しも見えてきています。
 まちの姿や取り巻く社会情勢も大きく変化する中、これからも豊かな自然に囲まれて、次世代とともに安心して住み続けられる「まち」を創造していくため、中長期的な展望に立った指針として、第2期まちづくり総合計画を策定します。
※令和3年度で中間見直しを実施し、一部改訂しています。

計画の期間

平成29年度から令和8年度までの10年間

これまでの総合計画を継承する基本理念・将来像

●基本理念
  1.交流・連携による活力づくり
  2.安全・健康・環境を重視した健康づくり
  3.協働・自立のまちづくり

●将来像
  湖海(うみ)と火山と緑の大地が結びあい 元気をつくる交流のまち

将来像の実現に向けまちづくりの柱となる施策の大綱

1.定住施策の充実と交流人口の拡大

  人口減少の抑制と少子高齢化に向け、まちの魅力と地域資源を生かした交流人口の増加による賑わい
 の創出と雇用の創出、子育て環境の充実など「暮らしやすさ」「暮らしの豊かさ」から「住んでよかっ
 た」「住み続けたい」と思えるまちづくりを進めます。

2.三地域の特性に合った振興策の充実

  交通や生活利便施設がある虻田本庁地区、噴火遺構や温泉街を有する洞爺湖温泉地区、畑・水田と渚
 や芸術文化が融合した洞爺地区といった趣の異なる地域があります。多様化する住民ニーズと年齢や家
 族構成による生活様式の変化もあることから、それぞれの地区の特性を活かしながら、お互いに関わり
 を持ち、共有していくことで選択の幅が広がり、まち全体の魅力の向上につなげます。

計画書

洞爺湖町まちづくり総合計画実施計画(下期:令和4年度~令和8年度)

 実施計画は、基本構想に定められた基本理念の実現を目指し、基本計画に掲げられた施策展開の方向性に沿って、具体的な事業の内容を財政的な裏づけをもって5年間の計画として取りまとめるもので、計画期間における町政運営の指針となるものです。

 下期の事業計画の策定にあたっては、基本構想・基本計画を踏まえ、かつ上期事業の実施状況等を検証したうえで、令和4年度以降の事業について施策体系別・年度別に事業内容、事業費等を計上しています。

 実施計画は「事業計画」「中期財政計画」「行財政改革推進方針2022」をもって構成しています。

1.事業計画
 目指す姿実現に向けて実施する事業について、体系別に実施年度、事業費、財源等を記載しています。

2.中期財政計画
 事業計画を実施するうえでの財政的な裏付けとともに、今後の町財政の見通しを示しています。

3.行財政改革推進方針2022
 事業計画を実施するうえでの行動指針を示しています。

洞爺湖町まちづくり総合計画実施計画(上期:平成29年度~令和3年度)